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2012年3月31日 (土)

さつま芋の天ぷら

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五郎島金時を天ぷらにした。

五郎島金時は石川県で生産しているさつま芋で、加賀野菜にも指定されている。

さつま芋としてはごく一般的な品種のようだが、石川県の海沿いの砂丘地域で作られ、水や肥料の与え方などに工夫して品質のよいものを作っているということらしい。元禄時代に長崎から種芋を持ち込んで作ったというから300年ほどの歴史がある。

さつま芋も先日の安納芋、紅はるかや紅あづまなどいろいろな品種がでてきた。食べ比べて研究してみるのも面白そうだ。飽食の時代にあってはあまり省みられることのないさつも芋だが、食の自給率をあげたり、食の多様化、安全保障のためには重要な作物かもしれない。

〔材料〕

・さつま芋(五郎島金時)/薄力粉/卵

〔作り方〕

・ボウルに冷やした全卵を溶き、冷水を加えてまぜ、ふるいにかけた薄力粉をいれ、箸で切るようにかき混ぜ、揚げ衣を作る。

・さつま芋は1.5センチ程度の幅に輪切りにする。

・さつま芋に薄力粉をまぶし、衣をつけ、180℃の油で数分、泡が小さくなり、衣が少し色づくまで揚げる。

最近ではあまり見ることもないが、子供の頃、天ぷらといえば、さつま芋の輪切りの天ぷらがつきものだった。簡単かつ豪快な天ぷらだが、母親の実家は昔農家だったから、農家のレシピだろう。レシピという言葉がふさわしいかどうかはギモンだが。昔は、とくに戦前、戦中は、こういうおかずが三日とあけずに出てきたのだろう。

たしかに毎日食べると飽きるだろうが、たまに食べるには悪くない。五郎島金時のほくほくした食感は天ぷらにむく。その点、ねっとりした安納芋などは天ぷらにするとどうなるのか少し興味がある。

戦前、戦中、準主食の位置にあったさつま芋が、戦後はおやつの焼き芋になり、今ではスイーツの一種になってしまった。考えてみれば料理の素材としてのさつま芋が過去に研究されたことがあっただろうか。おそらく手間のかからないエネルギー源だったろうから、手の込んだ料理に使うことはなかったのではないか。あるいは、過去においてはいろいろ調理法があったのかもしれないが、すでに忘れ去られてしまったのかもしれない。

さつも芋の可能性をもう少し掘り起こしてみるのも面白いかもしれない。芋だけに。

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コメント

たしかに斜め切りの方が一般的かも。
太さがあるので斜めに切ると大きくなりすぎる懸念はありますが。

こんばんは。
ちょうど夕食の一部にさつま芋の天ぷらがあったので、これを食べながら拝見していました。
さつま芋の切り方にも地方性があるのでしょうか。
輪切り(軸に対して垂直、とでも言うのでしょうか)よりは、斜め切りにしたものを良く見かけますね。

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