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菜園日記

2011年9月14日 (水)

かぼちゃ大臣

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我が家のキッチン。かぼちゃ大臣の図。

今年は菜園のかぼちゃが豊作だ。

赤いのが加賀野菜の打木赤皮甘栗かぼちゃ。

ひょうたんのような形をしたのが京野菜の鹿ヶ谷かぼちゃ。

苗をそれぞれ2本ずつ、計4本植えただけだが、

つるが畑じゅうを這い回って、あちこちに実をつけた。

既に3、4個食べたし、まだ畑に2、3個ある。

総計20個弱のかぼちゃがなったことになる。

たいした肥料がなくても育つし、病気や害虫にも強い。

これをみると戦争中にかぼちゃが米のかわりに食べられた

という話も納得がいく。

かぼちゃは煮物などにする以外、けっこう調理のしかたが難しい。

割りと飽きやすくもある。

調理のしかたを工夫する必要がある。

でも、調理法を工夫すれば、いい食材になるともいえる。

打木かぼちゃは、西洋かぼちゃで甘く粘質なのが特徴。

加賀野菜なので日本かぼちゃと思いきや西洋かぼちゃだ。

西洋かぼちゃは粉質でホクホクしたものが多いが、

この種は、粘質でねっとり系だ。

その分、煮物にした場合は煮崩れしにくい特長もある。

一時期、同じ西洋かぼちゃで甘くホクホクした食感の

ぼっちゃんかぼちゃなどに押されて、市場から消えかけたが、

最近は少し復活してきているという。

消費者の嗜好だったのか、政府の政策だったのか。

最近では、打木かぼちゃも食料自給率をあげるのに

わずかながら貢献しているのかもしれない。

鹿ヶ谷かぼちゃのほうは、日本かぼちゃの代表格。

ねっとり系で煮くずれしにくい。

甘さはなく淡白なあじわい。

淡白なだけにいろいろな料理に使うこともできそうだ。

たとえば、みそ汁などに入れても悪くはないのでは。

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異形のものたち。

どちらかというと右側の表面がごつごつした感じが本来の鹿ヶ谷。

なぜ、こんな面白い形になったのか。

かぼちゃのルーツは南アメリカ大陸。

大航海時代以降に伝えられた。

日本には江戸になってから入ってきたわけだから、

400年程度の伝統がある。

その中で、江戸期の農民たちが、このような形の種を選択した

ということだ。

江戸期京都の農民は、へんなしゃれっ気があったのだろうか。

いや、おそらく果肉の部分を多くするための工夫だったのでは

ないだろうか。

下部の丸く膨らんだ部分に種が入っている。

上部の部分は、果肉がつまっている。

食べる部分を多くしようとした結果、こんないびつな形が

結果として残ることになったのではないか。

私の推測である。

2011年8月 2日 (火)

ピーマンとつるまめの収穫

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ピーマン類を収穫。

ピーマンは暑くなるとよく採れる。

もともと亜熱帯あたりの原産らしい。

スーパーでは、一年中、出回っているが、冬の間はずいぶん

石油を焚いて暖めているんだろうなと思う。

夏の間は、次から次へとなるので、家庭菜園に一本あれば

一家の需要をまかなうに十分か。

左側が普通のピーマン。

中央が中国とうがらし。

右側が万願寺とうがらし。

万願寺とうがらしは、辛くないとうがらしの一種。

ピーマンを細長くした感じ、あるいはししとうを大きくした感じ。

ピーマン代わりに使えるし、皮が薄いのでサラダにしてもいい。

万願寺とうがらしは、京野菜としてブランド化されている。

たしかに起源は京都にあったのかもしれないが、

別にどこで栽培されてもおかしくない作物だ。

中国とうがらしは、あまり一般には見かけないはず。

大学の植物園からもらってきたものだ。

中途半端に辛いので、使い道が難しい。

無理して食べれば食べられる程度の辛さ。

そのまま食べれば辛すぎるし、辛味としては物足りない。

それが市場に出回らない理由のひとつか。

もっともやったことがないが、青とうがらしは熱を加えると

辛味がなくなるという話もある。実験要。

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つるまめを収穫。

つるまめも加賀野菜のひとつにカウントされている。

ただし、これもとくに加賀だからという野菜でもないようだ。

実際、「フジマメ」とか「千石豆」とかいう名前で売られている。

金沢市内のスーパーですら千石豆という名称で売っていたりする。

ブランド野菜のつるまめはどこに行ったという感じ。

これも季節の野菜で、旬の今はそれほど高くないが、

旬をはずすと手に入れるのは難しく、かなりの高値がつく。

そこまで高値がつく味か、と思えるほど。

さやインゲン同様に豆ではなくさやの方を食べるのだが、

食感が独特で好みが分かれそうだ。

繊維質のせいか、厚紙を食べているような感じがすることも。

煮物にするなど調理法の工夫が必要な豆だと思う。

味はインゲンに近いような気がする。

そもそもインゲン豆は、江戸時代に万福寺の和尚の隠元が

中国から持ってきたので、インゲン豆と呼ばれている話があるが、

実は隠元が持ってきたのはフジマメ、つまりツルマメだったとも

いわれている。

たしかに味的には似ている。

しかし、食味や栽培のし易さなどの理由で、しだいにツルマメの

生産は減り、現在のインゲン豆にとって代わられたのではないか。

実際、ツルマメの栽培は大変だ。

名前のとおり、ツルがよく伸びて、葉は盛んに生い茂るが、

その割りに豆の量は少ない。

栽培スペースも、葉をかき分けて収穫する手間もかかり、

コストパフォーマンスは悪い。

価格が高いのもしかたがないかと思える。

どうもツルマメがメジャー作物となる日は遠そうだ。

フジマメの名のとおり、藤に似た可愛らしい花が咲く。

豆のつき方も独特で、鑑賞用にはいいかもしれない。

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2011年7月27日 (水)

ナスとトマトを収穫

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数種類のナスを収穫。

こう写真で見ると何かモダンアートのようにも見える。

左が加茂ナス。中央上が米ナス。下が水ナス。右がヘタ紫ナス。

ヘタ紫ナス以外は、皆、通常サイズよりかなり小さめだが、

初めての実なので、苗を疲労させないために早めに収穫した。

加茂ナスは、実が丸く締まっているのが特徴。

油で揚げて田楽などにすると実がとろっととろけて美味。

米ナスは、本来、この何倍も大きくなるはずだが、

うちの菜園では栄養不足のためか随分小振りな米ナスだ。

水ナスは、水分含有が多く、生でも食べられるようなナス。

浅漬けなどにするとうまい。

ナスの苗はまだ小さく貧弱だが、夏が進むとともに大きくなる

はずなので、期待したい。

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イタリアンレッドという種類のトマトを収穫。

細長い形が特徴的。

おそらくサンマルツァーノ種の部類だと思われる。

日本のトマトと違って、果肉部分が厚く、酸味は少ない。

生で食べるというより、煮物などにして食べる。

トマトはグルタミン酸を多く含むので、ソースの旨味として

使われることが多いようだ。

さらに旨味をアップするためには日干しにするといいと聞く。

旨味が凝縮されるのだろう。

あるいはシイタケ同様に何か別の旨味成分が生成されるのか。

残念ながらイタリアンレッドはまだ青い実をかなりつけているが

苗のほうが弱って立ち枯れ状態になっている。

今後の収穫は望めそうもない。

病気だろうか。

タマネギとニンニクの収穫

時期は前後するが、6月末から7月初めにかけて収穫した

タマネギとニンニクを記録のためアップしておく。

タマネギは二種。黄タマネギと紫タマネギ。

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黄タマネギは、実が締まっていて、炒めもの、煮物、その他

なんでも使え、数カ月は保存がきく。

紫タマネギの実は柔らかく、サラダなどにむく。

紫タマネギは、若干収穫が遅れたようで変形したり腐ったり

し始めていた。

梅雨の時期、畑に足が遠ざかっていたせいもある。

本来、もっとまめに状態を見るべきだった。

まあ、これ以上あっても、食べきれなかったかもしれないが。

P1160841

ニンニクは北陸の気候、土に合っているのか、もともと丈夫なのか

わからないが、比較的、確実な収穫が望める。

植えた球根の10倍程になったろうか。

これで当分ニンニクには困らない。

もっともこの量なら中国産なら三百円もだせば買えるだろう。

青森産なら千円以上にはなるだろうが。

農薬等の不安がなく、収穫直後のニンニクが食べられるという

メリットはあった。

収穫直後のニンニクは実にみずみずしい。

単に焼いて食べたらうまいかもしれない。

2011年7月19日 (火)

太きゅうり収穫

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太きゅうりを収穫。

いわゆる加賀太きゅうりと言われるもので、加賀野菜として

ブランド野菜にもなっている。

普通は棚など作って這わせるのだろうが、面倒くさいので、

地面に這うがままに放置しておいた。

その結果、葉の下で気がつかないうちに巨大化していた。

本来なら、というかスーパーなどでは、これほど大きくならない

うちに収穫して売っている。

色も葉の下に隠れていたためか、大分白っぽい。

太きゅうりは、名前のとおり普通のきゅうりよりは、かなり太く、

皮が厚い。

そのため、そのまま生食にすることはまずない。

食べ方、調理のしかたに一工夫必要になる。

だいたい煮たり、炒めたり、蒸したりして、

トウガンと同様な調理の仕方をするのがもっぱらだろう。

ズッキーニとはまた違う。

さてどう料理するか、悩むところだ。

意外に漬け物などはどうだろう。

じゃがいも(キタアカリ、男爵)収穫

前回の「インカのめざめ」に続いて「キタアカリ」と「男爵」を収穫。

(キタアカリ)

P1160898 (男爵)

P1160931

キタアカリ、男爵とも、まずまずの収量。

種芋比で十倍以上にはなったろう。

男爵など、スーパーで買ったじゃがいもの残りを植えただけに

しては、随分大きくなった。

プロの農家に比べれば、型、量とも物足りないが、家庭菜園

としては十分だ。

むしろこれをどうやって消費するかが問題になる。

じゃがいもはある程度保存がきくゆえに、かえって保存方法が

面倒くさい。

下手をすると腐るし、芽もでるし。

じゃがいもは、穀物ではないが、米、麦、とうもろこしに次ぐ、

第四の主食となっている。

たしかに栽培も簡単、荒れ地にもできるし、寒さにも強い、

単位面積あたりの収量も多いなど、有用な作物だ。

食の安全保障を考えれば、米、麦、とうもろこしの他に

じゃがいもを植えておくのは重要だ。

元々は南米アンデスで栽培され、インカ文明の繁栄を支える

一助になっていたと思われる。

ヨーロッパに伝えられるや、庶民の間に爆発的に普及する。

もっとも、日本の白米信仰のように欧州でも小麦信仰があり、

じゃがいもなど下層の食い物だという認識もあったようだ。

悪魔の食べ物とか言われたとも。

アイルランドでは、じゃがいもに依存していた多くの貧農が、

疫病による不作で餓死したことなどもあったらしい。

じゃがいもといえば、ゴッホの農民一家の食卓の絵を思い出す。

ひとつのランプの下、労働で節くれだった指でじゃがいもを口に

運ぶ農民一家が印象的に描かれていた。

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2011年7月11日 (月)

栗芋(インカの目覚め)収穫

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じゃがいもを収穫。

「インカの目覚め」という品種だ。

色は黄色、甘みが強く、実は固く、栗のような食感があるという

ことで、「栗芋」とも呼ばれている。

たしかに普通のじゃがいもとは変わっているし、食べると美味しい

ので、人気のある品種である。

ただし、栽培するのは難しい。

気象条件や病気、害虫に弱い。

もともと大きさも普通の男爵芋などに比べると二回りくらい小さいが、

発育も悪いのでさらに小さくなる。

へたをすると「むかご」程度の芋しかできないこともある。

私も初年度はまずまずの出来だったが、昨年は、

5月以降の長雨のために皆腐ってしまい全滅だった。

それに比べると今年はまだまし。

貧弱な茎、葉ではあったが、一応ある程度の収穫にはこぎつけた。

しかし、種芋に対してせいぜい5倍程度の収穫量か。

種芋も高いし、手間ひまかけてこの程度の成果では、

コストパフォーマンスが悪くてやってられないだろう。

だから、一般の市場に出回ることも少ないのかもしれない。

「インカの目覚め」などというネーミングであるが、

日本で作られた品種だという。

おそらく品種改良に次ぐ品種改良の結果、このようないかにも

現代人の嗜好に合いそうな味にしあげたのだろうが、

自然への耐性を欠いたものになったのかもしれない。

現状、手間ひまかけられる家庭菜園レベルにとどまっている品種

であり、だからこそ、それなりの希少性も有している。

じゃが芋は湿った土がついていると腐りやすいので、

陰干しする。昆虫採集の標本のようだ。

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